訪日客の検索行動に合わせたMEO対策とは?海外ユーザーに向けた情報発信のコツ

訪日客に向けたインバウンド集客において、Google ビジネス プロフィール活用の鍵となるのは、「体験(Experience)」を軸にしたキーワードの設定と、「言語の壁による不安」を解消するための正確な情報発信です。

外国人ユーザーは、日本人とは異なる独自の視点で検索・比較検討を行うため、プロフィールの多言語対応や写真の充実が来店率を大きく左右します。

「インバウンドのお客様を呼び込みたいけれど、具体的な方法が分からない」「今の登録内容で海外の人に届いているか不安」とお悩みのオーナー様へ。まずは、外国人ユーザー特有の検索行動を理解し、適切に情報を届けるための3つのポイントから解説します。

外国人ユーザーの検索行動、3つの大きな違い

外国人ユーザーの検索行動には、日本人が行っている検索と異なる特徴があることを理解しましょう。 言語が違うだけでなく、検索の背後にある「目的」や「情報の選び方」そのものに違いがあるのです。

①使う言語とキーワードの具体性

外国人ユーザーの検索は、主に英語や母国語で行われますが、単に言語が違うだけでなく「探しているキーワードの種類」にも特徴があります。

検索の視点日本人の検索例外国人の検索例(英語)
探し方浅草 抹茶スイーツMatcha Sweets Asakusa
評価・距離近くの 寿司 人気Best Sushi near me
目的・体験東京 着物レンタルExperience Kimono Tokyo

日本人は「和菓子」といったキーワードで探すことが多いですが、外国人は「Japanese sweets」や「Wagashi experience」のように、「何ができるか(体験)」という言葉を積極的に使います。

②写真とレビューの信頼度

旅先では言葉が通じない不安があるため、外国人ユーザーは日本人以上に「視覚的な情報」と「第三者の客観的な評価」を重視する傾向があります。

 「安心感」を感じる写真が判断材料に

料理の美しさはもちろんですが、「店内の雰囲気」「スタッフの表情」「英語メニューの有無」など、安心して入れるかどうか判断します。

 翻訳機能を駆使した「クチコミ」のチェック

たとえ日本語のクチコミであっても、Googleの翻訳ボタンを使って内容を細かく確認しています。特に、自分と同じ国籍のユーザーからの評価は、来店を決める最大の決め手になります。

③「営業時間」と「正確な場所」の重要性

訪日外国人の旅行スケジュールは非常にタイトです。「せっかく行ったのに閉まっていた」「場所が分からず時間をロスした」という事態は、彼らにとって最大のストレスになります。

今、やっているかどうか

「現在営業中」という表示を、信頼して向かいます。臨時休業や祝祭日の営業時間が更新されていないと、大きなクレームや低評価に繋がるリスクがあります。

迷わず着けるかどうか

不慣れな土地では、看板の写真や入り口の外観写真が「目印」として非常に重要視されます。マップ上のピンが正確に登録されているか確認しておきましょう。

インバウンド集客のためのGoogle ビジネス プロフィール対策

これまでにご紹介した「外国人ユーザーの検索行動の特徴」を踏まえ、外国人ユーザーに見つけてもらい、来店を促すための具体的な対策をしましょう。

①英語・多言語でのプロフィール充実

Google ビジネス プロフィールには便利な自動翻訳機能がありますが、お店側で伝えたい「こだわり」や「アピールポイント」をあらかじめ英語で登録しておきましょう。

ビジネス情報

ビジネス情報の「説明」欄に、サービスの英訳を併記しましょう。(例:当店は〇〇専門の写真館です → We are a photo studio specializing in…)

 サービスの多言語対応

英語のメニューや体験コースがある場合は、「サービス」の項目に「Kimono rental(着物レンタル)」のように英語と日本語を併記して登録することで、自動翻訳に頼らず正確な魅力を伝えられます。

 属性の設定

  • 無料Wi-Fiの有無
  • スタッフが外国語に対応しているか
  • 喫煙・禁煙

これらの情報は外国人にとって利便性の高い属性です。忘れずに設定しておきましょう。

②魅力的な写真で体験を伝える

商品の写真だけでなく、旅の思い出になるような写真を追加しましょう。

 体験の写真

「着物体験の様子」「職人による手作り風景」「日本らしい庭園」など、その場所でしかできない体験を写した写真を多く載せましょう。

 メニューの価格表示

料理写真と一緒に価格も写っていると、安心して来店できます。

 外観・目印

お店の看板や入り口が分かりやすい写真を載せ、迷子にならないように配慮しましょう。

③クチコミへの多言語対応と翻訳ツールの活用

訪日外国人からのクチコミには、積極的に返信しましょう。

 返信の基本

返信は、日本語と英語(または相手の言語)の両方で書くと、ホスピタリティが伝わります。

 翻訳ツールの活用

スマートフォンの翻訳アプリやGoogleの翻訳機能を使えば、すぐに返信文を作成できます。

 悪いクチコミへの対応

低評価であっても、英語で誠実に謝罪し、「改善します」という意思を示すことが、他の外国人ユーザーへの最高の信頼アピールになります。

④決済方法や税金に関する情報を明確にする

訪日外国人は、現金よりもクレジットカードやモバイル決済を好む傾向があります。また、免税(Tax-Free)の対応も重要な検討材料になります。

決済方法を明記する

対応可能なクレジットカード(Visa , Mastercardなど)やモバイル決済(Apple Pay , Google Payなど)を忘れずにチェックしましょう。

これにより、お客様は手持ちのカードが使えるかを事前に確認でき、来店への不安がなくなります。

 免税対応をアピールする

免税手続きに対応している場合は、投稿欄に「Tax-Free Shopping Available (免税ショッピング対応)」と英語で大きくアピールしましょう。

また、説明文にも手続きの場所や条件を簡単に記載すると、より親切です。

⑤ウェブサイトで「最後の不安」を解消する

Google ビジネス プロフィールで興味を持ったユーザーが、最後に見るのがあなたの「ウェブサイト」です。来店への最後の一押しとなるために、以下の情報が整っているか確認しておきましょう。

テキスト情報の重要性

料理名や説明を画像だけで載せていませんか?文字として入力されていれば、ブラウザの翻訳機能で読んでもらえます。

予約のハードルを低く

日本語のみの複雑な予約フォームは、離脱の最大の原因です。「DMで予約OK」と英語で一言添えるだけでも、予約のハードルは劇的に下がります。

最新の営業状況

「Googleの情報と、公式サイトの営業時間が違う」という事態は、海外ユーザーが最も嫌うトラブルの一つです。情報の整合性が取れているか確認しましょう。

まとめ

インバウンド対策の基本は、言葉の通じない不安を、一つひとつ丁寧に取り除いてあげること。まずは、その「入り口」となるMEO対策として、Google ビジネス プロフィールを整えることから始めましょう。

しかし、ここまでお読みいただいて、以下のように感じられませんでしたか?

  • 「やることが多すぎる…」
  • 「多言語対応や日々の更新を、自分たちだけで続けるのは限界がある」
  • 「インバウンド需要は欲しいが、人手も時間もノウハウもない」

そんな忙しいオーナー様のために作られたのが、MEO対策ツール「ミセシルベ」です。面倒なクチコミ管理や多言語発信、正しい店舗情報の一括管理まで、効率的かつ確実に行うことができます。

「うちの業種だと、どんな対策が効果的?」とお悩みの方は、MEO対策がグッと簡単になる「ミセシルベ」をぜひ一度チェックしてみてください。

※本記事の内容は執筆時点の情報に基づいています。最新の仕様や操作方法については、Google ビジネス プロフィール ヘルプをご参照ください。