ウェブサイトの品質は評価に影響。低品質とみなされない大切なポイント

なぜ、ウェブサイトの品質がGoogle ビジネス プロフィールに影響するの?

Googleは、お客様が便利に、そして安心して情報を得られることを重視しています。そのため、ウェブサイトがお客様にとって使いやすいかどうか、信頼できる情報を提供しているかを、様々な視点から評価しています。

もし、あなたのウェブサイトがお客様にとって使いにくかったり、誤った情報が表示されている場合、Googleは『このウェブサイトは、お客様にとって良い体験を提供していない』と判断する可能性があります。その結果、Google ビジネス プロフィールでの表示順位や、お客様からの信頼にも影響することがあります。 

ウェブサイトの品質が大切な理由

ユーザーとの信頼関係を築く土台になる

ウェブサイトは、ユーザーがお店に抱く期待を高め、信頼関係を築くための基本です。

ローカルSEOの効果を最大化できる

お店の近くで探している人にあなたのお店を見つけてもらう「ローカルSEO」という集客方法で、ウェブサイトは絶大な効果を発揮します。

お店の魅力を自由に発信できる

Google ビジネス プロフィールでは伝えきれないお店の魅力や、独自の情報を思う存分伝えられます。レイアウトの自由度も高いので、よりあなたのお店ならではのアピールができます。

結果的にユーザー体験も検索順位もアップする

質の高いウェブサイトは、ユーザーにとって使いやすく、満足度も上がります。それが巡り巡って、検索エンジンのランキングにも良い影響を与えます。

Googleに低品質と思われないための秘訣

1.コンテンツの目的をハッキリさせる

ウェブサイトの各ページは「何のためにあるのか」を明確にすることが重要です。目的が不明確だと、訪問者もGoogleも混乱してしまいます。

具体的には以下の点を意識しましょう。

 ページの目的をはっきりさせる

例えば「お店紹介ページ」であれば、お店の特徴や訪問方法が明確に伝わるようにします。

 ユーザーが何を得られるかを考える

どんな人が、どんな時にこのページを読んで、何が解決できるのか、何を提供できるのかを明確にします。

 独自の価値を伝える

他のサイトと似た内容でも、あなたのお店ならではの独自の価値や優れている点をしっかり示すことが大切です。

2.不必要な情報がないか確認する

 個人的な投稿はSNSへ

例えば、以下のようなビジネスと直接関係のない個人的な内容はSNSでの発信が適しています。

  • 社員のランチや飲み会の写真
  • 社員の趣味に関する記事や写真
  • 好きな映画や音楽のレビュー

コンテンツを更新・整理して充実させる

Googleはコンテンツの有用性を重視しているため、役に立たない情報が多いとユーザー体験が低下し、結果的にウェブサイトの評価に影響する可能性があります。そのため、営業時間が違っていたり、メニューが古くなっていないかなど、定期的に情報を更新したり、不要なコンテンツを整理することが大切です。

こうした取り組みは、ローカルSEOにも良い影響を与えることがあります。

3.スマホでも見られるか確認する

今、ほとんどの人がスマホでインターネットを見ています。Googleは、モバイルフレンドリー、つまりスマホやタブレットでも見やすく、操作しやすいウェブサイトを高く評価します。

あなたのお店のウェブサイトを、自分のスマホで開いてみましょう。文字は読みやすいか、ボタンは押しやすいか、写真が途中で切れていないかなどをチェックしてみてください。

4.ページの読み込み速度をチェックする

ウェブサイトを開くのに、いつまでも読み込み中…なんて経験、ありませんか?お客様は、ウェブサイトの表示が遅いと、途中で見るのを諦めてしまうかもしれません。

Googleも、ページの読み込みが速いウェブサイトを評価します。表示が遅いと、お客様が不便だと感じるだけでなく、「低品質」と判断される原因にもなります。

5.デザインと使いやすさを意識する

ウェブサイトのデザインは、お客様に与える印象を大きく左右します。

清潔感があり、シンプルで、お客様が知りたい情報にたどり着きやすいデザインが理想です。

プロのウェブデザイナーに依頼するのが一番ですが、最近は簡単にウェブサイトが作れるツールもたくさんあります。まずは、お客様目線で「見やすいか」「使いやすいか」を意識することが大切です。

6.安全性も大切

ウェブサイトのURLの頭に「http://」ではなく「https://」と表示されているか確認してください。ブラウザのアドレスバーに鍵マークがついているかどうかもポイントです。

この「s」や鍵マークは、「SSL化」といって、ウェブサイトの安全性が保たれている証拠です。お客様がウェブサイトに入力した情報(例えば予約フォームの名前やメールアドレスなど)が、第三者から盗み見られるのを防ぐための大切な仕組みです。

SSL化されていないサイトはユーザーに不安を与えるため、結果的にGoogleの評価にも影響する可能性があります。

ローカルSEOにも有効!地域とのつながりを強化するポイント

ウェブサイトは、お店の地域とのつながりを深める上でも非常に重要な役割を果たします。

 地域情報をしっかり盛り込む

ホームページの一番下(フッター)など、色々な場所に、お店の住所や連絡先を書いておきましょう。

また、お店のトップページなど、よく見られる場所に、お店への行き方を地図と一緒に載せておくと、「このお店はどこにあるのかな?」と迷うことなく、お客様がお店にたどり着けます。

 Google ビジネス プロフィールと連携させる

Google ビジネス プロフィールからウェブサイトへリンクを貼ることで、お客様はお店の情報を、ホームページでもっと詳しく見ることができます。これは、お客様に「もっとお店のことを見てみよう!」と思ってもらうために、とても効果的な方法です。

まとめ

ウェブサイトの品質向上と聞くと、なんだか難しそうに聞こえるかもしれません。しかし、結局は「お客様に役立つコンテンツを、使いやすく分かりやすく発信する」という、シンプルなことに行き着きます。

そうすれば、自然と良い結果に繋がっていくはずです。ぜひ、今日からあなたのウェブサイトを、もっとお客様に役立つサイトに育ててみてくださいね!

※本記事の内容は執筆時点の情報に基づいています。最新の仕様や操作方法については、Google ビジネス プロフィール ヘルプをご参照ください。

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