ローカルSEO(MEO)対策を始める前に!現在のお店の状況を把握しよう

お店の「インターネット上の姿」を見に行こう!

「ローカルSEO(MEO)対策」という言葉、最近よく耳にするけれど、何だか難しそう…そう思っていませんか?でも大丈夫!わかりやすく言うと、お店を「見つけてもらいやすくする」ための大事な取り組みのことなんです。

いきなり専門的なことを始める前に、まずは今のお店の状況を知ることから始めましょう。

Google 検索・Google マップでお店をチェックしてみる

お店の名前で検索したときに、画面の上の方に写真付きで表示されるお店の情報がありますよね?そこに表示されている情報をチェックしてみてください。

  • お店の名前
  • 住所
  • 電話番号
  • 営業時間
  • お店の場所(地図上のピンの位置)

などの情報は正しく表示されていましたか?これらの情報は、お客様がお店を選ぶうえでとても重要です。では次に、こんな情報も確認してみましょう。

  • お店の外観や内観、料理などの写真
  • お客様のクチコミや星の評価
  • サービス内容やメニュー情報

こうした情報がしっかりしていると、お店の魅力がより伝わりますよね。写真やクチコミなどが充実していると、「行ってみたい!」と思ってもらえるきっかけになります。

Google マップを使ってお店の情報を確認する場合は、検索する場所や時間によって表示が変わるため、シークレットモードや位置情報の設定を工夫して、お店の近くにいるお客様からはどう見えているか確認してみましょう。

Google ビジネス プロフィールを確認する

Googleで表示されるお店の情報は、「Google ビジネス プロフィール」という場所で管理されています。ここが、あなたのお店専用の「インターネット上の看板」のようなものです。

オーナー確認をする

もし、オーナー確認がまだなら、すぐに行いましょう!これが済んでいないと、情報の編集や色々な機能が使えません。第三者に情報を勝手に変えられてしまうリスクもあります。

お店の基本情報は正確に入力する

特に、店名(Name)、住所(Address)、電話番号(Phone)、営業時間(Operating Hours)、頭文字をとって「NAPO」と呼ばれます。このNAPOがGoogleだけでなく、他のインターネット上の情報(ウェブサイトやSNS、グルメサイトなど)でバラバラだと、Googleもお客様も混乱してしまいます。

写真を充実させる

お店の雰囲気が伝わるカバー写真やロゴ、内観、外観、料理、商品、スタッフなどの写真をたくさん載せると、お客様の興味を引きます。お店の魅力を視覚的に伝えるのは、とても効果的です。

サービスやメニュー情報を掲載する

お客様が知りたいサービス内容や、美味しそうなメニュー情報をしっかり載せると、お店の魅力が伝わります。

クチコミを確認する

お客様の「生の声」であるクチコミは、お店選びの大きな参考になります。どんな内容が多いか、星の評価はどうか確認しましょう。低評価のクチコミにも、誠実に対応・返信することが大切です。

お店のウェブサイトと連携する

Google ビジネス プロフィールにお店のウェブサイトのURLが正確に登録されているか確認しましょう。ウェブサイトはお店の詳しい情報や魅力を自由に伝えられる大切な場所です。ウェブサイト上のNAPOもGoogle ビジネス プロフィールと統一されているかチェックしましょう。

パフォーマンスレポートをチェックする

Google ビジネス プロフィールの管理画面にある「パフォーマンス」という機能を見てみましょう。ここを見ると、お店の情報がどのように見られているかがわかります。

  • あなたのお店の情報が、どれくらいの回数見られたか。
  • どんなキーワードでお店が検索されたか。
  • お店の情報を見たお客様が、電話をかけたり、お店までの経路を調べたり、ウェブサイトを見たりした回数。

これらのデータを見ることで、お客様がどうやってお店を見つけているのか、どんな情報に興味があるのかが分かります。

キーワードとの関連性を考えてみる

パフォーマンスレポートを見ると、実際にお客様がどんなキーワードでお店を見つけているかが分かりますね。次に、あなたのお店をどんなキーワードで見つけてほしいか、整理してみましょう。

例えば、

業種そのもの

「美容室」「カフェ」「居酒屋」「歯医者」など

提供する商品やサービス

「カット」「コーヒー」「飲み放題」「ホワイトニング」など

季節限定のサービス

「花火大会」「クリスマスディナー」「おせち料理」「母の日プレゼント」など

お客様が求めること

「リラックス」「癒し」「飲み会」「会食」など

業種に属性や特徴を加えたもの

「個室 美容室」、「テラス席 カフェ」、「飲み放題 居酒屋」「キッズスペース 歯医者」など

これらの視点からキーワードを挙げてみて、実際にお客さんが使っているキーワードと比べてみましょう。ズレがあるなら、Google ビジネス プロフィールの情報やウェブサイトで、見つけてほしいキーワードを意識した情報発信をしていく必要があります。

 競合店をチェックしてみる

ライバルとなるお店は、インターネット上でどんな活動をしているでしょうか?

  • どんなホームページやSNSを持っていますか?
  • どんな情報発信をしていますか?
  • どんなキーワードで検索すると出てきますか?

競合店を調べることで、自分のお店に足りないものや、差別化できる点が見つかることがあります。

まとめ

「ローカルSEO(MEO)対策」と聞くと難しく感じるかもしれませんが、まずは、自分のお店を知ることから始めてみましょう。現状を把握できれば、次にどんな行動をすれば良いのか、きっと見えてくるはずです。応援しています!

※本記事の内容は執筆時点の情報に基づいています。最新の仕様や操作方法については、Google ビジネス プロフィール ヘルプをご参照ください。

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