
■公開日:
Googleマップを活用して訪日観光客を集客するには、Google ビジネス プロフィールでの「インバウンドMEO対策」を軸に、SNSや旅行系サイトと発信する情報を揃えてスムーズな導線を作ることが大切です。
訪日観光客はお店を探すとき、Google マップ、Instagram、Tripadvisorなどを何度も行き来しながらお店を比較しています。このとき、ツールごとに営業時間や写真、英語の説明にバラつきがあると、不安を感じてしまいますよね。
今回は、Google ビジネス プロフィールを中心にSNSや旅行サイトを連携し、訪日観光客が迷わず来店できるよう、実践的なMEO対策と導線作りをわかりやすく解説します!
Google ビジネス プロフィールをインバウンド情報の中心地にする
まず、Google ビジネス プロフィールを、お客様が必要とする情報がすべて揃う中心地として整えます。
①予約・注文リンクを最優先で登録する
SNSや旅行系サイトからGoogle ビジネス プロフィールにたどり着いたお客様が、次に求めるのは「予約」や「注文」です。
「予約・注文リンク」の登録
英語や多言語に対応した予約サイトやECサイト、テイクアウト注文サイトのURLを、Google 検索結果の上部に表示される管理メニューの「プロフィールを編集」>「連絡先」から登録することで、お客様が迷わず次の行動に進むことができます。
SNSリンクの登録
Google ビジネス プロフィールでは、Instagram、Facebook、XなどのSNSプロフィールリンクを追加できます。
「プロフィールを編集」>「連絡先」>「ソーシャル プロフィール」から各URLを設定し、リアルタイムな情報発信源への道筋を作りましょう。
②ウェブサイトのトップページを多言語対応にする
Google ビジネス プロフィールに登録するウェブサイトのURLは、国内のお客様もアクセスするため、お店の基本となる通常のトップページを設定するのが鉄則です。
その上で、トップページの目立つ位置に「English」などの多言語切り替えボタンを設置しましょう。アクセスしたユーザーのブラウザに合わせて、自動で言語が切り替わる仕組みを導入するのも非常に効果的です。
これにより、外国人ユーザーがGoogle ビジネス プロフィールからウェブサイトに飛んだ際も、迷わず理解できる言語のページへ進むことができるため、途中で離脱されるのを防ぎ、予約や来店のチャンスへ繋げることができます。
外部サイトからGoogle ビジネス プロフィールへの導線をつなぐ
集客力の高いSNSや旅行系サイトからの流入を、Google ビジネス プロフィールに集めて来店に繋げましょう。
①旅行系クチコミサイトでのサイテーション戦略
「サイテーション」とは、お店の正確な名称、住所、電話番号が、Google以外のウェブサイトに掲載されることです。サイテーションが多いと、Googleから「このお店は信頼できる」と評価され、MEO対策に非常に有利になります。
主要なサイトに登録
Tripadvisor(総合旅行口コミサイト)やBooking.com(宿泊予約サイト)など、訪日観光客がよく使う主要サイトに、Google ビジネス プロフィールと同じお店の情報を登録しましょう。
クチコミへの返信
外部サイトでクチコミが届いたら、Google ビジネス プロフィールと同様に丁寧に返信しましょう。丁寧な対応を重ねることでお店の信頼度が上がり、ブランドイメージの向上につながります。
②Instagramとの連携を強化する
外国人観光客にとって、Instagramは体験の発見ツールです。
プロフィールにリンクを明記
Instagramの自己紹介(プロフィール)には、Google マップのお店の共有リンク(URL)を直接貼り付けましょう。
ワンクリックでマップが開き、そのまま経路案内や予約へとスムーズに進んでもらえます。
Google ビジネス プロフィールの写真を活用
Google ビジネス プロフィールにアップロードしている魅力的な料理や体験の写真を、そのままInstagramにも投稿し、情報の一貫性を保ちましょう。
③動画コンテンツで一瞬の魅力を伝える
訪日観光客は、写真よりも動画で得られるリアルな体験を重視します。SNSや旅行系サイトからGoogle ビジネス プロフィールへお客様を誘導するために、動画コンテンツを活用しましょう。
Instagramのリール・TikTokの活用
InstagramのリールやTikTokで、15秒程度の短い動画を作成します。
内容はお店の雰囲気、スタッフの笑顔、料理ができる様子など、「楽しそう!行ってみたい!」と思わせるライブ感を重視しましょう。
動画のタイトルとハッシュタグ
動画のキャプション(説明文)には、お店の正式名称(英語)と、Google マップで検索できることを明記しましょう。
例)Find us on Google Maps! Search: [英語表記の店舗名]
ハッシュタグには、#tokyofood #shibuyaeats #japaneseculture のように、具体的な「エリア名・ジャンル」や多言語キーワードを組み合わせるのがポイントです。
Google ビジネス プロフィールにも動画をアップロード
作成した動画を、管理メニューの「写真を追加」からアップロードしておきましょう。
動画は目を引きやすく、言語を問わずお店の魅力を直感的に伝えられるため、外国人に向けたアピールに効果的です。
④オフラインでのQRコード戦略
オンラインの導線を強化するだけでなく、来店中のお客様を次の集客源に変えるオフライン施策も重要です。
以下の3種類のQRコードを作成し、お会計のカウンターや、テーブルのポップ、レシートの裏など、お客様が待っている時間や満足度が高い瞬間に視線に入る場所に置きましょう。
Google マップ QRコード
お店のGoogle ビジネス プロフィールページに直結するQRコード(クチコミ投稿を促す)
予約サイト QRコード
次回の予約やテイクアウトに直結するQRコード(リピートを促す)
Instagram QRコード
お店の公式Instagramアカウントに直結するQRコード(フォローを促す)
導線を途切れさせない「情報の一貫性」
集客の導線が途切れる最大の原因は、情報がバラバラになっていることです。
①営業時間は統一する
Google ビジネス プロフィール、ウェブサイト、SNS、すべてのサイトで営業時間、休業日、臨時休業の情報を完全に一致させましょう。
情報が異なると、お客様は混乱し、来店を諦めてしまうこともあります。
②特別オファーを全媒体で同時発信する
特典や期間限定のオファーを発信する際は、Google ビジネス プロフィールとSNSで写真や文言(英語)を統一しておくことが大切です。
InstagramやFacebookでも同じ内容を同時発信することで、ユーザーに確信と安心感を与え、来店への後押しにつながります。「最新情報を追加」>「特典を追加」から登録しておきましょう。
③サービス詳細の多言語一貫性を徹底する
訪日観光客が最も混乱し、予約を諦めるのが「料金体系」や「サービス内容」の違いです。
プラン名の一致
Google ビジネス プロフィールの「サービス」機能に登録したプラン名と、ウェブサイトやTripadvisor(トリップアドバイザー)に記載されているプラン名が、多言語で完全に一致しているか確認しましょう。
免税、決済の一致
Google ビジネス プロフィールの「属性」で免税やモバイル決済対応にチェックを入れたら、店頭やウェブサイトにも「Tax-Free Available」「We accept Apple Pay」などと、多言語で同じ情報を大きく表示し、お客様の最終的な購買意欲を高めましょう。
まとめ
インバウンド集客を成功させるには、SNSや旅行系サイトとGoogle ビジネス プロフィールを連携させ、情報の一貫性を保つ「導線作り」が欠かせません。
しかし、ここまでお読みいただいて、以下のように感じられませんでしたか?
- 「SNSは更新できても、Google ビジネス プロフィールの情報まで常に最新に保つ余裕がない」
- 「多言語対応や各種リンクの設定など、Google ビジネス プロフィールの操作が複雑で放置気味…」
- 「情報の一貫性が大事なのは分かるが、各種ツールの管理にばかり時間をかけていられない」
手間のかかるGoogle ビジネス プロフィールの運用をグッと簡略化することで、インバウンド向けの正しい店舗情報の発信を、より簡単かつ効率的に管理できるようになります。
「Google ビジネス プロフィールの管理だけでも効率化したい!」とお悩みの方は、MEO対策がグッと簡単になる「ミセシルベ」をぜひ一度チェックしてみてください。
※本記事の内容は執筆時点の情報に基づいています。最新の仕様や操作方法については、Google ビジネス プロフィール ヘルプをご参照ください。
