なぜGoogle ビジネス プロフィールで予約を受け付けると便利なの?

まず、「予約を受け付けると何がいいの?」って思いますよね。大きく分けて、こんなメリットがあるんです。
お客様が気軽に予約できる
電話をかけなくても、24時間いつでもスマホやパソコンから予約できるので、予約へのハードルがぐっと下がります。
新しいお客様に見つけてもらいやすい
Googleの検索結果やGoogle マップから直接予約できるので、今までお店を知らなかったお客様にもアピールできます。
業務の効率化につながる
手書きの予約台帳と違って、インターネット上で予約状況が管理できるので、電話予約の対応や予約台帳の管理などの手間が省けます。
どんな予約方法があるの?
Google ビジネス プロフィールで設定できる予約サービスには、いくつかの種類があります。大きく分けると、
- Googleが提携している予約パートナーのサービスを使う
- お店のウェブサイトの予約ページにリンクする
- ポータルサイトなどとの連携による予約リンク(自動で追加)
の3つです。それぞれ詳しく見ていきましょう。
1. 連携している予約パートナーのサービスを使う
Googleと提携している複数の予約サービス(外部の会社が提供しているサービス)の中から選んで、Google ビジネス プロフィール上で予約を受け付ける方法です。美容院、レストラン、ホテルなど、様々な業種に対応したサービスがあります。
メリット
まだ予約システムを持っていない場合でも、手軽に導入できます。Google ビジネス プロフィールと連携しているので、設定も比較的簡単です。
デメリット
サービスによっては、利用料がかかる場合があります。
2. お店のウェブサイトの予約ページにリンクする
自社のウェブサイトや予約専用サイトがある場合、Google ビジネス プロフィールにその予約ページへのリンクを設定できます。
メリット
すでに使っている予約システムをそのまま活用できます。Googleに追加の費用を払う必要もありません。
デメリット
予約システムを持っていない場合は、別途用意する必要があります。
3. ポータルサイトなどとの連携による予約リンク(自動で追加)
「食べログ」や「ホットペッパービューティー」のような、Googleと提携しているポータルサイトと契約していると、予約リンクが追加されます。
メリット
すでに多くの人が使っているポータルサイトからの集客も期待でき、予約につながるチャンスが増えます。
デメリット
Googleで自動的に追加されるため、お店側で「このリンクを表示してほしい」といった細かなコントロールはできません。また、Googleのアルゴリズムや表示条件によって変動する可能性があるため常に表示される保証もありません。
どうやって選べばいいの?選び方のポイント
じゃあ、どの予約方法を選べばいいの?って迷いますよね。いくつか選ぶ際のポイントをご紹介します。
予約システムを持っているか
ウェブサイトなどで予約を受け付けているなら、まずは「Googleの予約リンクを使う」を検討しましょう。
費用をどのくらいかけられるか
費用を抑えたいなら、無料で使える予約システムや、Googleの予約リンクを活用する方法を探してみましょう。
どんな業種か
美容院なら美容院に特化した予約システム、レストランなら飲食店の予約に強いサービスなど、業種に合ったサービスを選ぶと便利です。
予約管理に必要な機能は?
単純に予約を受け付けるだけでいいのか、顧客管理や自動リマインダー機能なども欲しいのか、必要な機能を洗い出しましょう。
使いやすさはどうか?
無料プランやトライアル期間を利用して、実際に使ってみて、自分のお店にとって使いやすいかどうか試してみるのがおすすめです。
設定方法の簡単な流れ
ここでは、連携している予約パートナーのサービスを使う場合の設定の流れを簡単にご説明します。(Googleの予約リンクを使う場合は、Google ビジネス プロフィールの編集画面でウェブサイトのURLを入力するだけです。)
1. 予約サービスを選ぶ
まずは、連携したい予約サービスを選びましょう。
多くの予約サービスがGoogle ビジネス プロフィールとの連携に対応しています。
2. Google ビジネス プロフィールにログイン
Google ビジネス プロフィールにログインし、管理画面を開きます。
3. 「予約」をクリック
管理画面の「予約」ボタンの設定画面を開き、連携する予約サービスのURLを入力します。
4. 設定を保存
設定内容を確認し、保存すれば連携完了です!
予約サービスをもっと活用!
予約ページを最適化する
お客様が迷わないように、予約ページを分かりやすく整理しましょう。お店の場所や営業時間、メニュー、料金などを丁寧に記載することが大切です。
予約状況を分析する
予約サービスの分析機能を活用し、予約状況をチェックしましょう。曜日や時間帯によって予約が多い時間帯、少ない時間帯が分かります。そのデータをもとに、キャンペーンを企画したり、スタッフのシフトを調整したり、より効果的な集客戦略を立てることができます。
イベントやワークショップの集客に活用
通常の予約だけでなく、特別なイベントやワークショップの予約受付にも活用できます。イベントの詳細情報や参加費などを予約ページに記載することで、お客様の興味を惹きつけ、集客アップにつながります。
リマインダー機能で予約忘れを防止
多くの予約サービスには、予約日前にリマインダーメールやSMSを自動で送る機能があります。リマインダー機能を利用することで、お客様の予約忘れを防ぎ、無断キャンセルを減らすことができます。リマインダーの内容を工夫することで、お店への期待感を高め、来店意欲を高めることもできます。
顧客管理システム(CRM)との連携
一部の予約サービスは、顧客管理システム(CRM)と連携できます。予約情報と顧客情報をまとめて管理することで、お客様の来店傾向などを分析し、効果的な宣伝活動に役立てることができます。また、お客様の来店履歴や予約履歴を見て、一人ひとりに合わせたサービスを提供できるようになります。
オンライン決済との連携
予約時にオンライン決済を可能にすることで、予約が確定しやすくなります。事前に支払いをしていただくことで、無断キャンセルを減らす効果も期待できます。その際、クレジットカードや電子マネーなど、複数の支払い方法を用意すると、お客様が便利に利用できます。
SNSとの連携
予約ページへのリンクをSNSで共有することで、SNSからの集客を強化できます。予約状況やイベント情報をSNSで発信することで、フォロワーの来店意欲を高めることができます。また、SNS限定の予約特典などを設けることで、SNSからの予約を促進することも可能です。
まとめ
予約サービスを導入することで、お客様にとってもお店にとっても、より便利になる可能性があります。難しそうに感じるかもしれませんが、まずは無料のサービスや、すでに持っているウェブサイトの予約機能を活用することから始めてみてはいかがでしょうか?この記事が、あなたのお店にぴったりの予約方法を見つけるためのお役に立てれば嬉しいです。
※本記事の内容は執筆時点の情報に基づいています。最新の仕様や操作方法については、Google ビジネス プロフィール ヘルプをご参照ください。
前のコラムを読む:利用客と見込み客に好印象を与えるクチコミ返信の方法・例文
次のコラムを読む:ローカルSEO対策の基本!集客アップのためにやるべきこと